遊びのセミプロを目指すブログ

趣味のアウトドアや旅行などについて、私の主観で記事を作成しています。 お金を払えばいけるパッケージの旅行では物足りない人向けの、一工夫を入れた活動をしたい人におすすめです。

ツール・ド・東北2019 に行ってきました!

こんにちは、ずーみんです!
先日開催された「ツールド東北」に参加してきましたので、この大会について記事を書きます!

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ツールド東北とは?

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ツールド東北HPより

震災復興のチャリティーレース

東日本大震災の復興支援、および震災の記憶を未来に残していくことを目的に、2013年より開催している自転車イベントです。
東北の復興を長きにわたって支えていくため、10年程度継続して開催することをひとつの目標として掲げており、今年で第7回を迎えます。

通常の大会とは異なり、多くは協賛企業や地域のボランティアの方々の運営によって成り立っています。大会の収益も東日本大震災の被災地域の復興に関する活動への助成に使われております。

私も実際に被災地を訪れたことはありませんでしたが、訪れた関東として、被災された地域は何もない状態のところが多く、地域を盛り上げるだけではなく、実際をより多くの人に知っていただくという意味でも開催されているのだなと感じました。

順位やタイムを競う大会ではありません。

上記の通り、復興支援が大会の目的のため、タイムや順位は計測・公表されません。各地点での制限時間はありますが、それほど厳し目の制限はなく、自分のペースで走行しながら「楽しむ」ことを考えて走るレースです。
完走証にもタイムは記載されません。

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コース情報

第1回目の開催では3コース、出場者1316人でしたが、今年の第7回大会では6コース、約3700人出場と、年々規模も大きくなっております。

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石巻発210㎞ 「気仙沼フォンド」
大会最長のコースで、獲得標高(上り)は約2,380m。石巻発210km「気仙沼フォンド」、石巻発170km「南三陸フォンド」の完走経験者、または同等のロングライドを完走経験を持っていることが参加条件です。 一緒に参加した友人も、いわゆる「ガチ」で自転車やっている人ばかりです。
気仙沼フォンドコースマップの画像


石巻発170㎞ 「南三陸フォンド」
南三陸町を縦断し気仙沼市本吉町で折り返す、獲得標高(上り)約2,160mを走り切る健脚向けのコース。
南三陸フォンドコースマップの画像

気仙沼発100㎞ 「気仙沼ワンウェイフォンド」
気仙沼市内をスタートし、南三陸町を縦断して南下、神割崎を経て北上川沿いを走り、ゴールの石巻専修大学をめざすコース。獲得標高(上り)は約1,030m。
気仙沼ワンウェイフォンドコースマップの画像

石巻発100㎞ 「北上フォンド」
リアス海岸を体感できる勾配(こうばい)を走破し、景勝地・神割崎を折り返しとするコース。獲得標高(上り)は約1,080m。
北上フォンドコースマップの画像

石巻発65㎞ 「女川・雄勝フォンド」
山あいを駆け抜ける爽快感や、女川湾や雄勝湾を一望でき海の景色を満喫できるコース。獲得標高(上り)は約550m。
女川・雄勝フォンドコースマップの画像

気仙沼発100㎞ 「気仙沼ワンウェイフォンド」
気仙沼市内をスタートし、南三陸町を縦断して南下、神割崎を経て北上川沿いを走り、ゴールの石巻専修大学をめざすコース。獲得標高(上り)は約1,030m。
気仙沼ワンウェイフォンドコースマップの画像

■仙台発奥松島グループライド 65km
仙台市中心部をスタートし、石巻専修大学のゴールに向かいます。総勢約100人、10人程度のグループに分かれて走行します。各グループの先頭、最後尾には走行管理ライダーがつきます。
コースには震災遺構の見学、遊覧船での移動が含まれます。
仙台発奥松島グループライド前半コースマップの画像

申し込み方法

公式ホームページから抽選申し込みとなります。
出場種別は「一般ライダー」「親子ライダー」「優先出走ライダー」の3つです。
私の勤めている会社がたまたま協賛企業であったため協賛枠として出場することができましたが、一般ライダーとしての申し込み倍率は年々情報しております。 惜しくも抽選に漏れてしまった人も、ボランティアとして大会に参加することで、翌年の出場枠を「優先出走ライダー」として獲得することができます。

地元の人の歓迎がすごい!

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ツールド東北HPより

声援で終始笑顔

出走して一番感じたことは、「とにかく楽しかった」に尽きます!
沿道で応援してくださる方々の歓迎の雰囲気がとても嬉しく、お子様含めてみんな手を振って応援してくださっていました。 きつーい坂を登りきった後に「がんばってー!!!」と元気な子供の声援を聞くと、疲れも一気に吹き飛んで笑顔になります。 本当に素晴らしい大会でした。

エイドステーションの充実

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走行ルートには約20kmに1つエイドステーション(AS)が設けられております。スポンサー企業の出店や、地元の方々のボランティアによる飲食物の提供があります。 ASごとに提供されるご飯は事前にパンフレットで確認することができますので、グルメを目的に走行するのも良さそうですね! 私は初めての自転車の大会ということもあり、時間が気になって通過したASがあったのですが、そこではホタテが提供されていたり、私の好物のおまんじゅうが提供されているところもあり完走してから少し後悔しました。。。 来年はもっと大会自体を楽しんで出場したいですね。

コースの概要

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ツールド東北HPより

津波の震災にあった地域を往復する

スタートは石巻、折り返し視点は南三陸気仙沼ですので、津波で被災した地域が基本的な走行ルートです。走っているとこのような道路標識をなんども見かけることがあり、「こんなところまで津波が来たの?」と思う場面も多くありました。

坂道が多い、、というより、ほぼ坂道笑

昨年参加した友人から「坂が多いよ」と聞いていましたが、実際に走ってみると「ほぼ全部坂道!」って状態でした笑 上り坂だ〜。やっと下りだ! あ、また上りだ。。ずっとこれの繰り返しでした。 レース最後の30kmはほぼフラットでしたがそれ以外は基本的に坂道ですので、膝を壊さない様に注意しましょう。

出発時刻より余裕を持って並ぶ


出場するコースによってスタート時刻は異なりますが、だいたい30人前後くらいの単位で出走しますので、各コースの第1走と最終走では30分ほどスタート時刻に差が出てきます。 私は忘れ物をしてしまった関係で南三陸フォンドの最終である第21走でのスタートとなりましたが、結局40分弱遅れてのスタートとなりました。 もしタイムリミットを気にしながら走る可能性があるような方は、出来るだけ早い時間に並ぶことをお勧めします。

今回の内容は以上です!
ありがとうざいました!